DEX(分散型取引所)プロジェクトであるVentiSwap($VST)が、月間のスワップ総量に応じてLUNC Burnをサポートすると2022年10月中旬に発表しました。
この記事ではVentiSwap($VST)の特徴やトークン情報、LUNC Burnのサポート内容などを紹介していきます。
VentiSwap($VST)とは?
VentiSwap($VST)とは、自己管理型ウォレットでアクセス・利用することができる、複数のブロックチェーンに対応したクロスチェーン分散型取引所(DEX)です。「より簡素化されたオープンな金融システムを構築すること」を目的としているVentiSwapは、独自の取引エンジンを通じて取引処理を行っています。
同取引所はブリッジ・P2P・HTLC(*1)・仲介トークンなどを使用せずに、独自のアルゴリズムでクロスチェーンスワップを実現することによって、短時間かつ安い取引手数料で暗号資産の交換を行うことができる分散型の取引環境を提供しています。
(*1)HTLC:Hashed Time Lock Contractの略。ハッシュ値やタイムロックを用いて送金を一時的にロックし、2者間・3者間での送金をトラストレスに行うためのスクリプト。
また、VentiSwapの技術により、スパムアカウントを正確に監視し、VentiSwapプラットフォームからユーザーを即座に排除することで、トレーダーに取引の安全性を提供しています。
VentiSwapでの私たちの目標は、トランザクション間の為替レートを最小限に抑えることを約束するクロスブロックチェーンDeFi交換を作成し、トレーダーが複数の流動性ポッドでトランザクション注文を出すことで潜在的なリターンを最大限に活用することを奨励することです。
共同創設者:Michael Carlin
VentiSwap($VST)のLUNC Burnサポート
VentiSwap($VST)はスワップ手数料の一部を LUNC(Terra Luna Classic)のBurnをサポートする発表しています。
Burn 数量はVentiSwap($VST)における全ての月間スワップ総量に応じて以下の基準で%が異なります。
月間スワップ総量 | LUNC Burnに使う手数料の% |
---|---|
10億ドル以上 | 20% |
5億ドル 〜 9億9,999万ドル | 10% |
1億ドル 〜 4億9,999万ドル | 5% |
9,999万ドル以下 | 2% |
BurnされるLUNC数量の計算例
VentiSwap($VST)で行われた月間スワップ総量が$1,000,000,000($ 1B)となった場合、
$1,000,000,000 × 2%(スワップ手数料)= $20,000,000
$20,000,000 × 20% = $4,000,000
VentiSwapが$4,000,000でLUNCを購入、そしてBurnを行います。
現在のLUNC価格(2022年11月21日時点)である$ 0.0015402で換算すると「約259億7,065万3,162枚」ものLUNCが1ヶ月でBurnされることになります。
VentiSwap($VST)のトークン情報
VentiSwap($VST)のトークン情報は以下の通りです。
プロジェクト名称 | VentiSwap |
ティッカーシンボル | VST |
総供給量 | 100,000,000 VST |
公開日 | 2022年5月 |
VentiSwap($VST)のリアルタイム価格
VentiSwap($VST)の現在と信頼性
これまでに出てきたプロジェクトとは違い、VentiSwap($VST)のTwitterアカウントを Terra Rebels の運営代表者であるClanMudhorn氏(@ClanMudhorn_)や同じくTerra Rebelsのマーケティング担当であるreXx™氏(@reXxTerraRebels)がフォローしていています。
また、最近増えてきている LUNC Burnに特化したプロジェクトではなく、元々DEXとして運営されている点から詐欺プロジェクトとは考えにくいです。
とはいえ、2022年10月11日に発表されたばかりのサポート表明となり、まだ実際にBurnされていないので経過を見る必要があります。
Burn情報などが発表され次第追記していきます。
VentiSwap($VST)関連リンク
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