Terra Classic(LUNC)

Terra Luna Classic 分散型ガバナンス構造の提案|ホラクラシー思想の採用:Sam M氏

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※この記事は、Sam M氏(@CryptoIranian)が2022年11月1日に公開した提案『Terra Luna Classic Decentralized Governance Structure Proposal - Incorporating the ideologies of Holacracy(Terra Luna Classic 分散型ガバナンス構造の提案 - ホラクラシー思想の採用)』の内容を日本語訳した記事となります。

「分散型ガバナンス構造の提案」改正版
LUNC(Terra Luna Classic) 分散型ガバナンス採用提案【改正版】|Sam M氏

この記事は、Sam M氏が前回公開した提案の修正版として2022年11月17日に公開した『Terra Luna Classic Decentralized Governance Adoption Proposal』の内容を日本語訳した記事となります。

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ホラクラシーの概要

ホラクラシー(Holacracy)とは、従来の階層型の管理方法ではなく、自己組織化されたチームのサークルを通じて権限と意思決定を分散させる分散型管理・組織統治の仕組みのことを指します。

ホラクラシーは、複雑化する社会環境に対応して、組織内の動きを活発化し、透明性を高め、情報の流れを明確にできる組織構造であるため、複数の国の組織で採用されています。

この組織構造は、組織内の全ての役割とコミュニティー内のコミュニケーションや協力が中核となるように集約し、誰もが平等に評価されます。また、役割を持つ全ての人々が他のプロジェクトの役割やそれがサークルにどのように影響するかを認識し、役割間のライブ情報フローを作成して問題を早期に特定することもできます。それらのことにより、共同で問題を効率的に解決するのに役立つ、より透明性の高いまとまりのある作業構造を構築することが可能となります。

分散型構造内で役割を持つ全ての人々は、規定された条件に従って活動を行うことになります。なお、この規定は国際法を完全に遵守するために法人によって作成されます。

最初のステップ

私たちTerra Luna Classicコミュニティは、分散型のガバナンスモデルを構築することを提案します。そのための最初のステップとして、私たちはコミュニティのビジョンを実現するための暫定的な最高コミュニティ責任者(CCO)を兼ねる法務顧問を任命します。法務顧問(暫定CCO)は、組織が自律分散型で機能するために必要な法的仕組み・構造・契約の作成を管理し、全ての決定の中心に透明性を備えたポリシーと手順を作成します。

LUNC(Terra Luna Classic)は今後も分散型ブロックチェーンとして運営されますが、機関・企業・政府と連携するための仕組みが必要となるため、このCCOは「LUNCコミュニティの代表」として活動することになります。具体的には「正確な報告業務・コミュニテイの意見を必要とする全ての関連要素の伝達・ビジネスワークフローの計画の作成と実行・プロジェクトを完了するまでの管理」などを担当します。

エグゼクティブ・アンバサダーの役割

エグゼクティブ・アンバサダーは、LUNCコミュニティ内の特定のサークルのリーダーであり、コミュニティ全体に対して責任を持ちます。具体的の役職は以下の通りで、これらの役職に就任する人物はコミュニティー投票によって決定されます(任期は規約で定める)。

  • CCO(最高コミュニティ責任者)
  • CTO(最高技術責任者)
  • CFO(最高財務責任者)

独立契約雇用について

ブロックチェーンは分散型構造を通じてコミュニティによって所有・運営されますが、一部の局面ではコミュニティによって選ばれた第三者契約を通じてサービスを利用することになります。

この契約に関する全ての連絡内容は、透明性の高いプロセスでコミュニティに公開され、精査される予定です。全てのパートナーは身元調査を含むがこれに限定されない完全な監査を受けなければなりません。完全な条件は規約にて規定されます。

アンバサダーの役割について

アンバサダーは、オンチェーン(on-chain)活動の中核となるサークルから任命され「実質的な部門のトップ」となります。各サークルのアンバサダーは、執行部やコミュニティと互いに連絡を取り合い、問題点や現在および将来のプロジェクトについて毎月報告を行う責任を担うことになります。

アンバサダーの特別な役割について

分散型組織では、弁護士・会計士・セキュリティ担当者などといった「資格を持つ規制された専門のアンバサダー」が必要となる場合があります。そのようなアンバサダーは分散型組織で雇用され、役員やコミュニティに対する説明責任を負うことになります。

予算に関する考えについて

私たちは、分散型のガバナンス構造を通じてイーサリアム・クロスチェーンマルチシグウォレット[0x9538D438d506Fc426dB37fb83daC2a0752A02757]("TC Community MultiSigs")の署名者に「そのウォレット内の資金がTerra ClassicブロックチェーンにおけるL1開発に使用されること」を保証し合意させる書面を提供することを提案します。コミュニティは「このウォレットの所有権」および「現在の価格で416万ドル相当の全資産」を取り戻し、そこでチェーン上のL1開発に割り当てることに投票します。

この提案の一部には『コミュニティがオラクル・プールの1%を「法務顧問/暫定CCOの任命のサポート」および「分散型組織構造と契約社員の作成のための費用」として放出することに投票する』という内容が含まれます。組織構造に必要な要素を満たして進化させるためには、この役割をプロフェッショナルな人物に担ってもらい、そのための予算を作成することが必要不可欠です。この人物は、私たちのビジョンを前進させることになりますが、私たちの成長の原動力となるのは、常に私たち自身です。

提案書作成者:Sam M - LuncBurnArmy - Jerry N.
ホラクラシー - 急速に変化する世界のための新しいマネジメントシステム By:Brian J. Robertson

『Terra Luna Classic Decentralized Governance Structure Proposal』の原文はこちら

「分散型ガバナンス構造の提案」改正版
LUNC(Terra Luna Classic) 分散型ガバナンス採用提案【改正版】|Sam M氏

この記事は、Sam M氏が前回公開した提案の修正版として2022年11月17日に公開した『Terra Luna Classic Decentralized Governance Adoption Proposal』の内容を日本語訳した記事となります。

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分散型ガバナンス構造について考察・見解:T.H氏

ここからは、弁J民ブログチームが日頃から注目しているLUNCコミュニティメンバーの方に「あなたの考察・見解」を伺い、紹介させて頂きます。

ここで記載している内容はあくまで一個人の考え・感想であり、投資アドバイスではありませんのでその点はあらかじめご理解下さい。

第2回となる今回は、 10月29日のTerra Rebels × 日本コミュニティのAMAに質問者として登壇して頂いた「T.H氏」にお願いしました。

Terra RebelsとのAMA議事録
【第1回】Terra Rebels × LUNC日本コミュニティ「Terra Classic AMA」まとめ

gorilla grip(gg™)チームが2022年10月29日にTwitterスペースで開催したTerra Classic(LUNC)のAMA「テラリベルズのメンバーに色々聞いてみよう! TR × Japanese Community」の全内容を記事としてまとめました。

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T.Hの考察と見解

ホラクラシー思想の採用はとてもメリットが大きいと思います。やはり CZ氏 も言ってた通りで「今のLUNCには透明性が重要」となっており、この取り組みをする事で格段に上がると思います。透明性が上がると顧客(LUNCホルダー)や新規参入者側が、どのような人たちがこのプロジェクトを行い、どのように改善・提案しているかが即時に判断できるようになります。

ホラクラシー思想を採用する事により部門分けされ、より精度の高い Proposal(提案)が出てくると思います。やはり専門職に勝る物はないでしょう。

そこで重要となってくる事は情報の共有や人任せにしないという点です。「チームを組んでいるからこれでいいや」ではなく1人1人が話し合い、より最高で精度が高い提案を出していって欲しいと考えています。 

逆にデメリットと言えば、専門性が強くなりすぎて「ホラクラシー思想から独立思考にいかないのか」という点が不安でもあります。

資金面においても不安の一つになります。現在は Terra Rebels 全体でどのようにしたらいいか話し合いが行われていると思いますが、今後はチームでの話し合いになる為、実績を上げたから資金を回せとかの不平不満が出てくる可能性も考えられます。そのため、個人的には0.2%TaxBurnからの一部を報酬として毎月、固定給として平等に支払うべきなのではないかと思います。それは、無償で行っているという点でプロフェッショナルな人材は集まりにくいと考えているからです。

私個人としての意見は前向きではありますが、やはり企業化し色々なプロジェクトを行うには資金面が鍵となってくると思います。オラクルプールから開発費だけではなく、個人に対しての報酬も支払う方法を考える必要があるでしょう。私たちLUNCホルダーのために自分の時間を潰してまで全力で取り組んで頂いてるTerra Rebelsのメンバーには少しでも報酬を受け取って頂きたいと考えています。それが彼らの闘争心にさらに火をつけることにもなると思うので。

最後に、どのような結果になっても価格が上がってLUNCコミュニティと最高の景色を見るまでTerra Rebelsについて行きますし、私は「gorilla grip(ゴリラグリップ)」しますよ!

T.Hの紹介

T.H氏(@tattun0508)は、暴落後の初期の頃からLUNCに関するツイートをしており、コアで話題性のある情報を日々発信しています。海外情報もチェックしており守備範囲がかなり広く、日本語で要点を入れてリツイートしているのでひと目で内容が分かります。

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