LUNCのバリデータであるMatt’s Market氏主催で2023年3月11日にTwitterスペースが実施され、非営利組織「Terra Grants Foundation(TGF)」が中心となり弁護士を雇い入れる予定であることが発表されました。
この記事ではTwitterスペースの内容を分かりやすくまとめています。
記事の要点
- 非営利組織であるTGFを中心として弁護士の雇用を発表
- 現在・今後の問題や課題について法的アドバイスが必要
- 雇用弁護士は暴落前のLUNA保有者
Terra Grants Foundationらが弁護士を雇用を発表
LUNC(Terra Classic)のバリデータであるMatt’s Market氏(@MarktMatts)主催のTwitterスペースが2023年3月11日に開催され、非営利組織「Terra Grants Foundation(TGF)」が中心となって弁護士を雇い入れる予定であることが発表されました。
弁護士を雇う理由としては「Do kwon氏 と TFL(Terraform Labs)に関連する潜在的な問題」や「法的な課題」についての議論、ブロックチェーン上での作業や今後のことについて法的アドバイスを得る必要があること」が挙げられており、過去6〜7ヶ月の間に6〜7社の法律事務所と相談を重ねた結果、優れた法律事務所に協力を求める結論に至ったと説明されています。
該当の法律事務所はブロックチェーン技術に詳しく、以前にSolanaや Cosmos などの仮想通貨関連企業と仕事をしていたということもあり、開発組織としては安心してプロジェクトを進めることができるとしています。
また、ブロックチェーンの改善や開発については法律事務所から安全であると判断された一方、USTCなどのよりリスクの高い ステーブルコイン 関連の開発については「法的リスクを回避するためにアドバイスを受ける必要がある」と説明しています。
今後は法的アドバイスを受けながらもコミュニティからの意見を取り入れブロックチェーンの発展に取り組んでいき、Q2の支出案とは別にこれらについての支出案が提出される予定であると報告されています。
弁護士の雇用予算について
弁護士を雇い入れる際の最初の支出は$20,000程度で計画されていて、弁護士が行うすべての作業の詳細が分かるよう、作業内容も今後公開される予定となっています。
相談を進めている弁護士自身も暴落前のLUNAの保有者であり、"Terra Classicを復活させたい"という意思を持っています。弁護士は「万が一支払えない状況が発生したとしても後回しにしてもらって大丈夫です。私たちはこれをやりたいし、助けたいのです。」とも述べているため、献身的なサポートを受けることができると期待されています。
Terra Classicを復活させるためには、専門的な法的知見によって許されていることと禁止されていることについての明確な線引が必要であり、最終的には「米国および国際法に完全に準拠することが目標」であるとしています。
Twitterスペース参加者(スピーカー)
- ホスト:Matt’s Market氏(バリデータ)
- 共同ホスト:LUNC Development Fund Validator(バリデータ)
- スピーカー:Edward Kim氏(TGF共同設立者、L1 Task Forceコアメンバー)
- スピーカー:LuncBurnArmy(L1 Task Forceメンバー)
- スピーカー:Terragrantsfoundation(TGF)
>> Twitterスペース「TGF & L1TF Spend Proposal Announcement!」の動画はこちら
Terra Grants Foundation「LUNC復活支援・貢献者への報酬提供」を提案:Prop 10946
Terra Classicチェーンの開発者であるEdward Kim氏が2022年11月23日に、同氏が共同設立した組織「Terra Grants Foundation(TGF)」としての初めての提案「LUNC復活支援・貢献者への報酬提供」を公開しました。
続きを見る