Terra Classic(LUNC)

Terra Classic:トランザクション処理中の広告表示で資金確保|Dogood 提案

※ アフィリエイト広告を利用しています

この記事は、Terra Classicの日本コミュニティメンバーである Dogood氏 が2023年3月14日に公開した提案『Transaction AdSense』の内容をまとめた記事となります。

提案の要点

  • トランザクション処理中に6秒間の広告を流して広告収入を得る
  • 広告主のユーザー認証はコミュニティ投票によって決定
  • 意見を取り入れながらガバナンス提案の提出へ

提案における留意点

この提案はアイデア段階の内容であり、コミュニティメンバーの意見を反映させながら正式な ガバナンス 提案として提出したいと考えています。ぜひ下記からご意見をお寄せください。

提案「トランザクション時に広告を導入」

Terra Station内でトランザクション(取引)を行った時に発生する取引処理の時間を有効活用するため、トランザクション処理中に6秒間の広告を流し、広告収入を得ることをアイデアとして考えています。

広告内容を限定すると十分な結果が得られない可能性があるため、当初では広告内容を限定する予定はありません。また、限定しないことにより、より多くの他業種がLUNCウォレットを保有、トークンを運用することで社会インフラに近づく利点もあります。

URLの差し込みは、スパムからユーザーを保護する観点から「ホワイトリストに登録されているユーザーのみが可能」とします。

広告は以下のようなものが掲載できる予定です。

  • バナー広告
  • 動画広告
  • 静止画

広告価格

広告主に向けた価格帯は「CPM(コスト・パー・マイル)方式」での計算で提示したいと考えています。CPM方式とは、広告の表示回数1,000回あたりに対して入札する課金方式であり、広告主側はクリック数を気にすることなく広告を配信できるのが特徴です。

また、広告費の支払いはウォレット内のLuncで支払われることを想定しています。

具体的な広告費の計算例は以下の通りです。

【バナー広告】

1,000回表示 = n Lunc = $1(相場5cents~/n)

【動画広告】

1,000回表示 = n Lunc = $1.5(相場3cents~/n)

【静止画】

1,000回表示 = n Lunc = $1.3

広告収入の使い道

広告収入は以下の内容で使われる予定です。

  • コミュニティプールに補填
  • リワードプールに補填
  • Burn(バーン)

収益予想

2023年2月11日 〜 3月12日の期間のトランザクション量から広告配信を実装した場合の収益予想をシュミレーションによって算出しています。

【前提条件】

  • 期間中のトランザクション量:742.4B LUNC
  • 平均(日):24.746B LUNC
  • 1日あたりのトランザクション量:19.797B LUNC ※ トランザクション量の8割を広告表示した場合
  • 1ヶ月:30日

【バナー広告】

  • 1日あたりの広告収益:$1.9797M
  • 1ヶ月あたりの広告収益:$59.391M

【動画広告】

  • 1日あたりの広告収益:$2.9695M
  • 1ヶ月あたりの広告収益:$89.085M

【静止画】

  • 1日あたりの広告収益:$2.5736M
  • 1ヶ月あたりの広告収益:$77.2083M

広告主の申請フロー

広告主は以下の内容に沿って広告申請を行います。

広告タイプを選択

  • バナー(1,000回表示 = $1)
  • 静止画(1,000回表示 = $1.3)※ 解像度の設定は任意
  • 動画(1,000回表示 = $1.5)

広告表示回数・金額を入力

  • 表示回数
  • LUNC枚数
  • $換算

価格$ = 回数 ÷ 1,000 × 広告の種類
支払いLUNC = 価格$ ÷ LUNC価格

【動画広告1000回の場合の計算例】

1000 ÷ 1000 × 1.5 = $1.5
1.5 ÷ 0.00012 = 12,500 LUNC

※ LUNC価格は0.00012と仮定

広告主が動画広告を1,000回表示させる場合、支払うLUNC枚数は12,500 LUNCとなります。

広告主のユーザー認証(ホワイトリスト)

広告URLを差し込む際は以下の内容でユーザー認証を先に行う必要があり、ユーザー認証はコミュニティ投票によって決定します。

  • HPのURLを入力(ない場合は空欄)
  • SNSのIDを入力(ない場合は空欄)

【広告申請時の注意事項】

意図的に悪意のある行為や詐欺行為が投稿した広告経由、またはその他の要因で発覚した場合、契約の表示回数を満たしていなくても即座に広告の表示を取り消し、ユーザーに損害があった場合損害賠償請求をコミュニティが行うことに同意します。

URLの差し込み申請

URLをボックスに入力して終了となります。URLはスパム防止のため第三機関を通して審査されます。

広告導入におけるメリット・デメリット

メリット

  • LUNCを安定してプールしていくことができる。
  • 価格が低い時、広告主がより多くLUNCを購入するため価格が安定する。

デメリット

現段階ではないと考えています。

広告導入における必要事項

この提案を進める上で「URLにスパムがないかの監査」や、広告主によりわかりやすくプレゼンするために「ユーザーへのアンケート実施」が必要となると考えています。

アンケートの内容(仮)は以下の通りです。

  • 年齢
  • 居住地
  • 性別
  • LUNCが$1になったとき購入したいものは?

To-Doリスト

・L2開発者を雇う、もしくはボランティアを募る
・広告主を探し、アセットを増やすためのマーケティングを行う
・UIのためにフロントエンドエンジニアを雇う
・広告管理ボードを作成する
・効果や利点を示すプレゼンテーションを作成する
・広告の監査を行う

【サービス(プラン)】

1か月間、または100,000回の無料トライアル

『Transaction AdSense』のAgora記事はこちら

ロードマップ(Rordmap)

提案に対するコミュニティーからの意見

オプトイン・オプトアウト形式の取り入れ

Braveブラウザのように「広告の表示または非表示の選択」をエンドユーザー自身が設定できるようにし、広告を表示するユーザーには報酬を提供する方が良いという意見があります。

この場合、広告主からの資金分配が何割かはプール、何割かはユーザー報酬となるため、プールに行く量は必然的に減らされる形となります。

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