Terra Classic：「Ziggy」フォークによるLUNAとのマージ｜Prop 11454

この記事は、Terra Classicの著名な開発者であるDuncan氏（@0xCenturion）が2023年4月8日に公開した提案『Proposed Ziggy Fork + Escrowed Buyback (2/n』の内容を日本語訳した記事となります。

フォークについて

フォークは他のチェーンと調和して機能することを知っていますか？古いコードをフォークして再利用することは、コードの基本部分が機能しているかどうかが分かるため「開発コストを削減するのに最適な方法」です。これを "ボイラープレーティング" と呼んでいます。

例えば「Terra・Terra Classic・Osmosis・Juno・Crescent・Injective・dYdX」など、Cosmos 上のすべてのチェーンが「Cosmos SDK」のフォークされて作られています。

また、Ethereum（イーサリアム）には「スケーリングソリューション」と呼ばれるものがあり、その多くは「Optimism・Base（Optimismのフォーク）・Arbitrum・Aztec・Cartesi・xDai・Polygon・ParaState・zk-sync」など、レイヤー2 の形で提供されています。（ 参照：L2BEAT-レイヤー2エコシステムの状態）

フォークが行われる理由は、DAOレベルでの意見の相違（例えばETH・ETC・ETHW・BTC・BCH・LTC・BSVなど）、またはスケーリングして元のチェーンに資金を戻すことを望むためです。

アルゴリズム型ステーブルコインについて

私がクオンツ（定量分析）の専門家でないことを知っていますか？確率論的金融(*1)の修士号は取得しておらず、その代わりに5万ドルの学生負債を抱えましたが、それでも取り組む価値はあるのです。

Terraがその試みに貢献できる「DEMURRAGE（デマレージ）」と呼ばれるセクション全体を含んでおり、私はこれについてほぼ1年間書き続けています。

Terra Classicが抱える資金問題の解決策

私はこれまで慈善団体に寄付を求めたことがあり、極度の借金を抱えてまでもTerra Classicの復活を実現しようと努力してきました。

現在、Terra Classic（LUNC）は「極度の負債を抱えているか」または「"COIN" ブロックチェーンとして生き続けることができるかの」どちらかであることを知っていますか？実際、最も簡単な解決策は、Terra Classicチェーン全体をLUNAと統合し「COINS ONLY」として維持することです。

この場合「100：1」の割合でコインを逆分割することができ、100 USTのコインに対して1 USTが受け取れることになります。つまり、LUNAとマージ（合併）するか、LUNAの多くのフォークに参加する必要があるということです。

「Ziggy」フォークの提案

今回の提案は以下の通りです。

STEP 1, Terra ClassicとLUNAを合併し「C」をCOINの単位として使用する
STEP 2, 「100：1」の割合で逆分割してUSTを取得する
STEP 3, LUNCの供給を維持し、自主的にLUNCをBurnする人たちが継続できるようにする
STEP 4, LUNCをフォークし、独自のチェーンとして利用できるようにする（これを "SIDECHAIN" または "ROLLUP" と呼ぶ）
STEP 5, LUNCをBurnする場所を確保するために、ゲーム通貨（例えば ”The Quarter Game” のように25 LUNCごとに1プレイなど）を複数追加する

投票・質問について

この悪夢を止めたい場合は「YES」に投票してください。無駄な議論をして資金の使用用途に文句を言うのが好きな人は「NO」に投票してください。

過去10か月間で考えられるほぼすべての質問に答えたので、質問を受け付けることはしません。何か理解できない場合には、検索エンジンを使って自身で調べるか、Twitter で連絡して下さい。

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