TerraClassic(LUNC)の開発チームであるTerraCVitaが展開しているDeFiプラットホーム「Terraport」は2023年4月10日、セキュリティ侵害にあったことを発表しました。
「Terraport」セキュリティ侵害の報告
TerraClassic(LUNC)の開発チームであるTerraCVitaが展開している DeFi プラットホーム「Terraport」は2023年4月10日、セキュリティ侵害にあったことを発表しました。
ハッキングの被害としては、950万TERRA、150億LUNC、550万USTCが盗まれたとされており、一時コミュニティに混乱が生じました。
Terraportは公式Twitterで「Liquidity(流動性)ウォレットのセキュリティ侵害を検出した」と報告しており、セキュリティを向上させるための措置を講じていることも説明しています。
今回のセキュリティ侵害の詳細については現時点で明らかにされていないものの、詳細を記載した公式プレスリリースは後日発表される予定だと報告されています。
今朝、Terraport Liquidityウォレットで侵害が検出されました。
Terraportチームは現在、この侵害を調査しており、プロトコルの安全性を確保するための努力がなされています。
公式プレスリリースは後日発表されます。コミュニティの皆様のご理解に感謝いたします。
流出した仮想通貨と取引所の対応
BINANCE FEEDに投稿された記事 によると、ハッキングによる被害額はTERRA、LUNC、USTC合わせて400万ドル(約5億3,465万円)相当とされており、バリデータ であるLUNC DAO(@LUNCDAO)がTwitterで公開した2つのトランザクション(取引)を公開しています。
これらのトランザクションでは910万TERRAと151億LUNCの引き出し、その後57万TERRAと548万USTCの引き出しがあったことを確認することができます。
公開されたトランザクションは以下の通りです。
- https://finder.terra.money/classic/tx/BEE71FBD0F343127D90D87FDFD1488354848C4D4AC4EEC59220A9D7833033408
- https://finder.terra.money/classic/tx/FF508F3C7E993DFC82F8446FC1E48E923AA051B7DBD309C2270972F696C9B0D7
最大手CEX(中央集権型取引所)のCEOであるCZ氏は、引き出されたトークンがMEXCとKuCoinに送金された事を報告しており、Rajia.Bibi氏(@drlocums)、元Terra RebelsのメンバーであるreXx™氏(@CosmoSreXx)の尽力によってBINANCE、MEXC、KuCoinが「LUNCの入金停止や対象アドレスの資金凍結措置」などの対応を進めていることも報告されています。
Terra Classic(LUNC)のDeFiプラットフォーム「Terraport」とは?
この記事は、TerraCVitaが提供するDeFiプラットフォームであるTerraportが2023年1月17日に公開した記事『WELLCOME TO TERRAPORT』の内容を日本語訳した記事となります。
続きを見る