Terra Classic(LUNC)

LUNC(Terra Luna Classic)空売りで損失の「Uprise」投資家に補償へ

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LUNC(Terra Luna Classic)の空売りによって 2022年5月に顧客資産の99%を失っていた韓国の暗号資産スタートアップ企業「Uprise」が、同社の LUNC 先物取引で損害を受けた投資家に補償を提供する予定であることが韓国メディア「Soul Economic Daily」の報道で明らかとなった。

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Upriseとは?

UpriseはAI搭載のロボアドバイザー技術を活用して先物取引を行う自動取引サービス。ベンチャーキャピタル大手カカオ・ベンチャーズや大手銀行ハナが支援しており、2021年12月にはシリーズ C ラウンドで約28億円を調達。運用安定性を謡い、国内の富裕層や投資法人を中心に資金を集めてきたという。同社は、仮想資産投資に対する理解が高く、投資リスクを認識している層から投資金を集めたと報告されている。

同社は LUNC(Terra Luna Classic)の価格暴落時に顧客資金を用いてLUNCの空売りを行ったものの、市場の急変動によって 267億ウォン(約27億円)の損失を出したと報じられていた。

しかし今回の報道では、Upriseが今回の騒動で被害を受けた投資家に補償を提供することが報じられている。

補償内容

Uprise側は、顧客に"超高リスク商品"という点を事前告知して運用していたため法的な補償義務はないものの、今回の補償は「顧客との円満な合意による信頼回復を図りながら事業の成長を続けるための措置である」説明されている。なお、今回の被害補償は100億ウォン(約10億円)規模とされている。

補償の内容については『被害を受けた顧客に対してUpriseの株式を発行し、全体損失額の40%ほどを補償する方案を推進中』だと報じられている。

Upriseは昨年の企業価値が約2,800億ウォン(約28億円)水準と評価されており、今回の出資転換にも昨年と同様の企業価値を適用する方案を考慮している。

なお、今回の補償案での新株発行規模は全持分の約3%前後になると報じられている。

今回の被害補償を円滑に進めるには既存のUprise株主の同意が必要だが、一部の株主は「補償義務はない」という観点から反対の意思を表明している。

しかし、Uprise側は「今回の補償は必ず必要であり、株主にもきっと同意してもらえるはずだ」と判断しているとのことで、会社が引き続き事業を進めるために積極的に株主を説得して円滑に進める予定だと報じられている。

Upriseの主要株主は富裕層や企業で「カカオベンチャーズ・KBインベストメント・ハッシュドベンチャーズ、ソウル投資パートナーズ」などが含まれる。Upriseに投資したあるベンチャーキャピタル関係者は今回の補償内容に同意するとし『今回の危機を克服して成長していきたい』と話した。


>> 参照記事:「Soul Economic Daily」の報道

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