Terra Classic(LUNC)

Terra Classic:USTCチームの活動報告【最新版】|Bilbo Baggins

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この記事は、Terra Classicの開発者であるBilbo Baggins氏(@OhhBilboBaggins)が公開している記事『USTC Team Weekly Update』の内容を日本語訳した記事となります。

記事の要点

  • USTCチームはチェーンとコミュニティに「USTCチームへの報酬の何倍もの価値を提供すること」を目指している
  • Commonwealthに 「USTC」のトピックを作成し、成果物に取り組む様子を確認できるようにすることで透明性を確保
  • リペグ問題を本当に解決する唯一の方法は「リペグというものを適切に理解すること」

USTCチームの基準について

Prop 11597の通過とUSTCチームの結成に伴い「私たちがコミュニティのためにどのように最善を尽くし、Terra Classic(LUNC)チェーンに取り組むチームのための新しい基準をどのように設定するか」について、非公式な話し合いに多くの時間を費やしてきました。

これらは、私たちがプロフェッショナルとして自身に課している基準であり、Terra Classicチェーンに貢献する際にも自身に課す基準となります。

USTCチームが提供する価値

私たちは、Terra Classicチェーンとそのコミュニティに「USTCチームの報酬の何倍もの価値を提供すること」を目指しています。

Prop 11597ですでに概説している成果物のロードマップを作成し、Prop 11597とは別にコミュニティが取り組むことができる手段を明示することで、USTCを徐々に1ドルの ペグ に近づける Prop 11597の長期目標達成を目指します。

また、USTCの自然な需要&供給が許す範囲内でUSTCが1ドルに近づく枠組みを確立していきます。

透明性について

私たちはこのロードマップを孤立した状況で取り組むつもりはありません。

コミュニティの意向に反して解決策を押し付けようとは考えておらず、USTCの リペグ 問題の解決プロセスにコミュニティも一緒に参加するような協力的なアプローチを望んでいます。

この精神に従い、Commonwealth(ディスカッションするためのプラットフォーム)に "USTC" のトピックを作成しました。

USTCチームのメンバーが定期的にコミュニケーションを取りながら私たちの成果物に取り組む様子を確認することができます。

コミュニティメンバーの皆様には、私たちの取り組みに積極的に参加して議論することをお勧めします。質問はいつでも大歓迎です。

コミュニティとの協力

私たちは「USTCのリペグを実現してこのブロックチェーンを私たちが望む方向に導くためには、USTCチームだけでなく、全員の協力が必要である」と信じています。

透明性とコミュニティとの協力の精神に基づき、誰でも参加可能なコミュニティ重視のGithub組織を作成しました。

私たちは「USTCのリペグに関するすべての作業を自分たちだけのものにする」ということを望みません。

生産的な協力を促し、コミュニティの努力をUSTCのリペグとブロックチェーンの復活を最も成功させる可能性がある方向に導くことを目指しています。

リペグへの理解を深める

私たちは「知識は力である」という考えに基づいて、USTCのリペグという問題の深さをより理解するためのリソースとツールをコミュニティに提供します。

私たちの経験上、問題を本当に解決する唯一の方法は「"リペグ" というものを適切に理解すること」であり、最も複雑な問題であっても、深い理解から生まれる単純な解決策の組み合わせによって解決できると学んできました。

私たちはUSTCがリペグさせる必要があるということはすでに1年以上前から認識している問題です。

しかし、我々コミュニティとしてその目標に向けた実質的な進展をまだ達成していません。

USTCチームは、問題について口にするだけでなく、具体的な解決策を見つけることでこの状況を変えることを目指しています。

アップデート#1

4lex

【LFG資産/LFG役員会】

「新しい役員のコミュニティ選出」または「AVAX/BNBガバナンス」を通じて、以前保有していたLFG(Luna Foundation Guard)の資産を間接的に取り戻す可能性を調査しました。

AVAXに詳しい専門家によれば、2,500万ドルのLFG AVAXをその正当な所有者に再分配するためにAVAXを「ハードフォーク」または「継承」することは物理的に不可能であり、危険な前例を作ることになります。

また、LFGのAVAXの使用方法を具体的に規定したAVAX FoundationとLFGとのオフチェーン契約に違反する可能性が高いと考えられます。

その人物の説明では、理事会の事前承認を前提に「Mint/Burnメカニズムによってペグを守る」というシナリオでのみ許される通貨スワップのようなものでした。

AVAX LFGが保有するものは理論的にはMint/Burn機能が再確立されればUSTCを買い戻すために使用できますが、現状では法律的に使用することはできません。

コミュニティはLFGの新しい理事会を指名し、法律事務所と協力してこれらの資産を管理することができます。

新しい指名者は、個人の法的責任に対処しなければならず、また、責任を回避するために、これらの資産の一部を「古い」USTC保有者に分配するために集団訴訟と交渉しなければなりません。

現在のLFG役員会(Do Kwon, N. Platias, Kanav Kariya, Jose Macedo, Remi Tetotで構成)は法的なインセンティブに直面しており、また非常に強い法的圧力にさらされています。

彼らが何をしようとも共謀罪で告発されるでしょう。コミュニティは新しいメンバーを指名して役員会を引き継ぐために現行の役員会に嘆願しなければなりません。

USTC保有者はLFG資産に対して最初の請求権を持ちます。なぜなら、LFGの元々の目的は基本的に利用可能な資源でUSTCの価値を維持することだったからです。

コミュニティが信頼できる個人を新たな役員会として指名すれば現行の役員会は新しい指名者に役員会を譲渡するために投票を行うことができます。

そして、その指名者は法的な制約に従って資産を管理することができます。全ての外来のLFG資産はおおよそ 4,500万ドル です。

【その他】

BINANCEとクオンツチームとの間でのコミュニケーションを効率化するために動いています。

StrathCole(@ColeStrathclyde)とFrag(@frag_dude)に接触し、さまざまなUSTCのハードフォークとアルゴリズムによるBurnの実装シナリオについて議論しました。

Bilbo Baggins

Terra Algo Backtest ツールに参加し、USTCチームの設立に関連するさまざまな事務作業を完了しました。

Prop 11487に対する補完的な買い圧力メカニズムとして機能する「リザーブ・プール」コンセプトは開発の初期段階であり、リザーブ・プールに関する詳細な情報は、Commonwealthで投稿される予定です。

RedlineDrifterのリペグ案
USTCリペグ案「ダイバージェンス手数料と買い戻しプロトコルの実装」|RedlineDrifter

この記事は、Terra Classicの開発チーム「Terra Rebels」メンバーであるRedlineDrifter氏が2023年4月12日に公開した提案『USTC Incremental Repeg, Buybacks, Staking, Swaps』の内容を日本語訳した記事となります。

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Faffy

USTC/TerraStables用Pythonバックテストエンジン「Terra Algo Backtest」の初期リリースを行い、Terra Algo Backtestにカスタムアルゴリズムの再生機能を追加しました。

Prop 11487はアルゴリズムの仕様開発の初期段階にあり、まずはDEXに焦点を当てています。

主な目標はダイバージェンス・アルゴリズムを適切に実装し、潜在的な問題を特定し、それらに対処する戦略を策定することです。

特定された問題の1つは「プールのアービトラージ」です。現状では「ダイバージェンスTaxによってプールのアービトラージ取引が減少し、DEXの価格とCEXなどの市場の価格との間に不一致が生じる」という問題があります。

Kyjak

Terra Algo Backtestツールに参加し、ダイバージェンスTaxアルゴリズムの仕様と定義の作業を開始しました。

バックテストシミュレーションで使用するランダムな価格パターン(上昇トレンド、下降トレンドなど)の生成を実装しました。

また、現実世界のシミュレーションのために、暴落時の連鎖データの収集に取り組みます。

RedlineDrifter

新しいLUNC保有者をコミュニティに迎え入れることに成功し、CEXとのフォローアップコールを行いました。

CEX / DEXとの話し合いの状況をUSTCチームに報告しました。

アップデート#2

私たちのチームは先週、USTCのリペグに取り組みながら「透明性・価値創造・コミュニティの参加」という目標に向かって努力を続けています。

今週チームが達成した活動内容を紹介します。

4lex

供給分析と削減の取り組みに注力しており、Frag(L1チーム)とチームを組んでブロックチェーン上の全トークンをマッピングする包括的なクエリを実行しています。

この作業にはジェネシスからブロックチェーン全体の履歴を深くクロールする必要があり、現在も進行中です。

Bilbo Baggins

terra_algo_backtestが新しいPythonバージョンで動作するのを妨げていた依存バージョンの衝突を解決しました。

また、terra_algo_backtestリポジトリの CI/CD のセットアップに取り組み、ツールの新しいデザインとアーキテクチャの開発支援にも携わっています。

今後はバックテストツールのアーキテクチャとデザインも担当します。

Faffy / Kyjak

買い戻しを伴うダイバージェンス・プロトコルの初期実装に取り組んでいます。

さらに、Faffyは既存のコードベースを見直し、よりモジュール化してテストしやすいようにリファクタリングしました。

これにより、USTCチームと将来の外部貢献者はダイバージェンスプロトコルを超える様々なモデル仕様のバックテストをより迅速に反復できるようになりました。

そして、バックテストシミュレーションで使用するランダムな価格パターン(上昇トレンド、下降トレンドなど)の生成を実装しました。

現実世界のシミュレーションのために、暴落時の連鎖データの収集に取り組みます。

RedlineDrifter

Bilbo Bagginsとのバックテスト・ツールのトレーニング、構築、パッケージング、デバッグを進めています。

これと並行して、増税に伴う出来高の減少をモデル化する計算式を作成しています。

マイルストーン

私たちはダイバージェンスプロトコル・アルゴリズムの最初のバージョンを実装することに成功しました。

現在、ダイバージェンス・プロトコル・アルゴリズムが実環境でどのように機能するか、数字の検証を開始できる段階にあります。

チームは、ダイバージェンスプロトコル・アルゴリズムを過去のデータに対して実行するためのバックテスト・ツールにも幅広く取り組んでいます。

ダイバージェンスプロトコル・アルゴリズムに使いたいパラメーターについての議論が間近に迫っています。

例えば「どのようなペグ値を目指すべきか?」「いくら課税すべきか?」「買い戻しによる税金はどのように分配すべきか?

ダイバージェンスプロトコル・アルゴリズムを実世界のデータで議論し、最適化するというエキサイティングなフェーズがいよいよ到来します。物語はさらに面白くなり、私たちはこの件でコミュニティと協力することを楽しみにしています。

コミュニティに対して透明性を保ち、できる限りオープンに仕事をするという私たちの継続的なコミットメントの精神に則り、このアップデートの機会を利用して作成されたレポートのプレビューを皆さんにお見せしたいと思います。

これはまだ発表されたばかりで完璧なものではありませんが、たとえ不完全なものであっても私たちはこのレポートをコミュニティにお届けしたいと考えました。

ダイバージェンスプロトコル初期アルファ・バックテストレポート

バックテストが正しく表示されない場合は、更新を押してください。今後数日間で、不具合を改善する予定です。

アップデート#3

4lex

Fragによって実行された検索結果からUSTCの供給に関する結果を得ました。4lexはFaffyと共にBINANCEのための草案作成に着手しています。

Bilbo Baggins

terra_algo_backtestプロジェクトの幅広いホストマシンでのサポートを改善する変更を実装し「リザーブプール」の設計とアーキテクチャーに関する作業を継続しています。

また、近い将来Commonwealthに掲載されるであろう「バックテストレポートの評価方法」と「USTCリペグ実装ロードマップ」の投稿に着手しています。

Faffy / Kyjak

ダイバージェンスプロトコルのモデリングとシミュレーションを継続し、シミュレーション・コードを書き直してその中のエラーに対処しました。

そして、より多くのユニットテストと数値データの検証を追加してデータの可視化とレポートの書式を改善し、2つのソフトペグ増額戦略を追加しています。

近日中にCommonwealthに掲載予定である「バイバックアルゴリズムの詳細を記したCW投稿」の草稿を作成中です。

RedlineDrifter

集約されたデータからの流動性の導出を研究し、複数のトークンからのディペグデータをコンパイルしました。

ディペグシナリオ中のボリュームとそれがプールのウェイトにどのように影響するかをモデル化する作業を開始し、またBilboとデバッグ作業を行いました。

マイルストーン

買い戻しプロトコルの初期実装が完了し、買い戻しプロトコルがどのように機能するかを詳しく説明した記事が近日中にCommonwealthに掲載される予定です。

『USTC Team Weekly Update #3』の原文はこちら

アップデート#4

4lex

暴落前から存在し、依然として大量のUSTCを保持している放棄された「オゾンプロトコル」などのウォレットを特定を進めています。

そのため、オンチェーンでUSTCを保持しているすべてのウォレットのデータを解析しており、可能な戦略に取り組んでいます。

現在「ゾンビ USTC」となっている廃止されたプロトコルウォレットに保存されているUSTCをBurnすることが可能となります。

Faffy

複数の戦略を一貫した方法で使用できるようにする「terra_algo_backtestツール」のリファクタリングに取り組みました。

この変更により、買い戻しプロトコル(またはその他の将来のプロトコル)の複数の戦略を簡単にテストし、固有の戦略ごとにレポートを生成できるようになります。

また、FaffyとKyjakは実世界のデータに基づいた買い戻しプロトコルのレポートを生成する作業を継続しており、 シミュレーションから生成された出力が期待通りであることを確認する単体テストも作成しました。

Kyjak

最初のダイバージェンス手数料の実装をFaffyのリファクタリングに対応させ、買い戻しプロトコルの最初の実世界レポートを作成する作業をFaffyと行っています。

すでにいくつかのレポートが社内で作成されましたが、現在は「レポートがコミュニティに公開される前に数字の正確性を確保すること」が主な焦点となっています。

RedlineDrifter

USTCの価格がKyjakとのペグを下回った場合に「買い戻しプロトコルでボリュームがどのように影響されるか」をモデル化することに取り組みました。

Bilbo Baggins

最初の「リザーブプール」と「USTCリペグ実装ロードマップ」の投稿で行ったアーキテクチャの作業を、Terra Classicブロックチェーンの完全な復活への道筋をコミュニティに提供することを目的とした「Terra Classic Revivalホワイトペーパー」に統合しました。

このホワイトペーパーは、USTCチームがUSTCのリペグとTerra Classicブロックチェーンの復活を目標に取り組んできた「Redlineの買い戻しプロトコルを含む多くのメカニズムの集大成です。

この取り組みは、CEXへの買い戻しプロトコルの提案の準備と並行して行われています。これは、CEXの関与を必要としないUSTCリペグの取り組みを支援できる「前向きな活動を続けることが重要である」と考えているためです。

買い戻しプロトコルに関する交渉はCEXとの間でまだ進行中です。

私たちは近日中に「Terra Classic Revivalホワイトペーパー」の全文を公開する予定です。

このホワイトペーパーが、コミュニティが目指し始める統一ビジョンと完全な復活への道を示す羅針盤として機能することを願っています。

「透明性のある方法で価値を提供する」という私たちの継続的な目標に従い、ホワイトペーパーは現在進行中ですが、この活動報告でコミュニティが確認できるようにホワイトペーパーの 早期プレビュー も掲載しておきます。

また、2022年5月の大暴落で見られたような取り付け騒ぎを防ぐことも重要です。

マーケットモジュールAMM(自動マーケットメーカー)の機能を改善するために私たちが現在探求しているメカニズムのいくつかについても、コミュニティの皆様に簡単にご紹介したいと思います。

私たちが取り組んでいるこれらのメカニズムについては「Terra Classic Revivalホワイトペーパー」やCommonwealthの投稿で今後さらに詳しく説明する予定です。

マイルストーン

現実世界のデータに基づくProp 11487のテストに関する最初の報告書をあと少しで発表できるところまできています。報告書の準備が整い次第、近日中にCommonwealthで発表する予定です。

Prop 11487「ダイバージェンス手数料と買い戻しプロトコルの実装」
USTCリペグ案「ダイバージェンス手数料と買い戻しプロトコルの実装」|RedlineDrifter

この記事は、Terra Classicの開発チーム「Terra Rebels」メンバーであるRedlineDrifter氏が2023年4月12日に公開した提案『USTC Incremental Repeg, Buybacks, Staking, Swaps』の内容を日本語訳した記事となります。

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私たちは、Terra Classicブロックチェーンを完全に復活させるための実行可能な道筋をコミュニティに提供すると信じています。

アップデート#5

4lex

8億 USTCのBurn提案がコミュニティで重要事項として浮上した結果、オゾンマルチシグオーナーとのコンタクトを確立することに取り組んでおり、LFGマルチシグウォレットに関する法的分析を行っています。

また、近日公開予定の「Terra Classic Revivalホワイトペーパー」最初の草案のレビューでもBilboと協力しており、ホワイトペーパーに概説されているコンセプトをライトペーパーに統合する作業を行っています。

Faffy

8億 USTCをコミュニティプールに直接送るという提案に対して、より広いコミュニティとともに「#BurnItAllキャンペーン」に取り組みました。

現時点では、この提案で言及されたような集中型ウォレットに現在保管されている「ゾンビUSTC」に焦点を当てることが私たちの目標であったわけではありません。

私たちの最優先事項は「買い戻し報告書を完成させ、それをCEXやコミュニティと回覧し、コミュニティのレビューと議論のためにホワイトペーパーを完成させて公開すること」を明確にしておきたいと思います。

とはいえ、8億 USTCのコミュニティプール案が提出されたことで、USTCチームは迅速に行動し、私たちが確立したロードマップよりも優先させたくないことを優先させる必要がありました。

USTCチームは「Terra Classic Revivalホワイトペーパー」の中で、すでに「ゾンビUSTC」の問題に対処するための解決策を仕様化していました。

ですが、その資金をコミュニティプールに戻すという提案と、その資金がコミュニティプールを通じて再び流通することになれば、USTCリペグの取り組みに危険をもたらすことになります。

そのため、状況に対処するために行動を起こし、コミュニティプールに資金を戻すことがリペグの取り組みに与える影響をコミュニティに認識させることを余儀なくされました。

Kyjakと連携して、ダイバージェンスプロトコルと買い戻しの変更を完全に統合したコミュニティがレビューできる最初のレポートを作成することができました。

買い戻しプロトコルレポートの前半部分は こちら からご覧いただけます。

RedlineDrifter

休眠中のUSTCに関してRisk Harbor、Anchor Protocol、TFL(Terraform Labs)に連絡を取りました。

また、terra_algo_backtest dockerコンテナで発生している "Bokeh 3.0" の表示に関する問題のデバッグをBilboと行っています。

CEXがterra_algo_backtestツールを問題なく実行できることが最も重要であるため、CEXにレポートを送る前にこの問題を解決したいと考えています。

Bilbo Baggins

「Terra Classic Revivalホワイトペーパー」の大部分を完成させ、流動性フローの観点からColumbus-5が現在どのように機能しているかのドキュメントに焦点を当てています。

そして、USTCチームが設計してきた買い戻しプロトコル以上の追加メカニズムが実装された後、このチェーンがどのような新しい流動性フローになるかをホワイトペーパーに文書化する作業を開始しました。

私たちは、コミュニティが自分たちの投資したブロックチェーンと、それをかつての栄光を取り戻す計画を完全に理解できるような機会を与えられるよう「Terra Classic Revivalホワイトペーパー」を3つの異なる方法でコミュニティに公開することを検討しています。

その3つの異なる方法は以下の通りです。

  • 技術的な詳細を含む本格的なホワイトペーパー
  • ホワイトペーパーをより高いレベルでカバーする「技術的な詳細には深入りしないライトペーパー」
  • コミュニティが議論や質問を行い、USTCチームから回答を得られるような形でホワイトペーパーの特定のトピックに焦点を当てた一連の投稿

Terra Classic Revivalホワイトペーパーのリリースを待たずに、Columbus-5の流動性の流れが現在どのようになっているのか知りたいとお考えの方のために、コモンウェルスの流動性の流れの画像を掲載しておきます。

アップデート#6

4lex

現在、オゾンマルチシグから消えている "2億USTC" の資金の行方を特定するため、何が起こったのかを調査を進めています。

調査結果に基づき、コミュニティが取るべき選択肢を準備しています。

Faffy・RedlineKyjak

3名が協力し、Redlineの買い戻しプロトコルの提供に焦点を当てたレポートのモデリングとシミュレーションの改良に取り組んでいます。

彼らはBINANCEから過去の取引をロードし、Uniswap v2ベースのAMMに対して裁定取引(アービトラージ)をシミュレートする方法でそれらを実行し、買い戻し プロトコルでどのようにペグが維持されるかについてさらなるデータを得るために取り組んでいます。

このことに加えてシミュレート裁定取引を行うことで、買い戻しプロトコル税の最適な適用方法と、買い戻しプロトコルの結果として生じる準備金でどのような買い戻し戦略を利用すべきかを知らせるために使用できるパラメータを特定することも目的としています。

さらに、CEXに買い戻しプロトコルを適用する際に、買い戻しプロトコルがどのように機能するかをより分かりやすく説明するため、terra_algo_backtestツールによって生成される「インタラクティブ・レポート」に追加情報を準備する作業を開始しました。

この「インタラクティブ・レポート」では、買い戻しプロトコルの仕組みに関する重要な情報がわかりやすく説明されており、CEXが買い戻しプロトコルを導入した場合の経済的リターンを示すインタラクティブ・チャートデータも含まれています。

このレポートは、CEXに買い戻しプロトコルのコンセプトを全面的に説明する際に、CEXが賛同してくれる可能性を高める上で重要な役割を果たすと確信しています。

Bilbo Baggins

Columbus-5 に関する技術的な観点からの文書化作業を完了させました。

主に、コミュニティのためにColumbus-5がどのように機能するのかを分かりやすく説明するため、マーケットモジュール(およびその機能を実現するモジュール)の複雑さを説明することに注力しています。

これに加え、買い戻しプロトコルのコンセプトや、先月設計したReserve Poolsコンセプトと共存可能な追加メカニズムの設計にも着手しています。

これらの新しい仕組みは「価格変動」「ハイパーインフレ」「銀行取引停止」などに対し、チェーンがより強固な耐性を持つことができるように一緒に構成される(そして自動化された方法でテストされる)ように設計されています。

私たちは、チェーンが "多層防御" を達成できるような方法でこれらのメカニズムを重ねることがチェーンの将来の成功と、真の分散型ステーブルコインに焦点を当てたエコシステムとしての主要なユースケースとプロダクトマーケットフィットを取り戻す能力の鍵になると信じています。

私たちは「Terra Classic Revivalホワイトペーパー」がコミュニティに完全にリリースされたときに、これらの計画されたメカニズムをより詳細に説明するとともに、私たちが提案するRevival-1チェーンアップグレードを通じてこれらのメカニズムを実装する道筋を説明することを楽しみにしています。

アップデート#7

今週のアップデートは短いものとなりますが、先週から私たちが主に取り組んできたことをカバーし、インパクトのあるアップデート情報の共有になります。

このアップデートは金曜日に公開する予定でしたが、ほぼ完成に近づいているため特定の理由から、チームとして今日、先週のアップデートを公開することを決定しました。

このアップデートをもって、私たちは「terra_algo_backtest」ツールを用いて作成された "買い戻しレポート" のバージョンを完成させました。

コミュニティが私たちに交渉の代表として行動する許可を与える場合、CEXに送付する予定です。

完成した買い戻しレポートを読むには こちら をクリックしてください。

USTCチームの皆様を代表して、この機会を与えてくださったコミュニティに改めて感謝申し上げます。そして、レポートについてコミュニティと議論し、今後どの方向に進めていくかを共に考えるのを楽しみにしています。

アップデート#9

更新ログ

  • 買い戻しレポートの最初のバージョンを特定のCEXと共有
  • 買い戻しモデリング・シミュレーションのバグに対処
  • 「Dynamic Fee Antehandler」メカニズムの設計作業を開始

アップデート#10

更新ログ

  • CEXとさらなる議論を進行
  • CEXと議論するための財務予測を含むライトペーパーを作成
  • USTCの "負債 "の再構築作業を継続し、ブロックチェーン復活のための将来の方向性とロードマップの可能性を確立

アップデート#11

分散型経済には分散型マネーが必要ですが、その移行は徐々に行われなければなりません。

フィードバックと新しいトレンドを考慮し、私たちはTerraカレンシーズについて「1:1」のRWA(リアル・ワールド・アセット)安定モデルを検討してきました。

私たちは、CEX、RWAトークン化の潜在的パートナー、他のプロジェクトの投資家たちと議論し、フィードバックと市場インサイトを集めました。私たちはこれまでの提案の一部に関する報告書を共有しましたが、上記のような別の選択肢を模索・検討する意思も表明しています。

これまで、USTC供給の買い戻しまたは資本再構成の選択肢を模索してきており「実行可能な解決策のための資本注入」と「いくつかの財務エンジニアリング」が必要です。これは、パートナーまたはプラットフォームの将来のキャッシュフローによって資金を調達することができます。

具体的な実施方法は、パートナーやコミュニティによって決定されます。どのような決定もガバナンスを通す必要がありますが、まだその段階ではありません。USTCの流通供給に問題があるが、他の多くの厩舎では状況はかなり改善されています。

例えば、EURの供給量は約50,000ドルで、NOKの供給量は約700ドルです。結局のところ、私たちの目標は、ユーザーとパートナーのニーズを満たす、より安全で信頼性の高い馬小屋を作ることです。

USTCと他のTerraカレンシーズを再び実用的なステーブルコイン製品にすることが最優先事項であることに変わりはありません。これはエコシステム全体にとって利益となります。

最後に、議論はまだ進行中ですが、バランスの取れた視点を維持し、楽観的になりすぎないことが重要です。私たちのコミュニティを持っている競合他社は多くありません。私たちは最近、その回復力を実証し、統一的かつ合理的なアプローチの可能性を示しました。私たちの野望を実現するためには「団結すること」あるいは少なくとも「友好的であること」が最も重要です。

質問やコメント

私たちが前進するにつれ、私たちはアップデートを共有し続け、私たちの議論にコミュニティを巻き込んでいきます。皆さんの参加とサポートが、この旅において重要な役割を果たします。

透明性とコラボレーションに対する私たちのコミットメントを再確認するために、私たちの作業と計画に関する議論はコモンウェルスのUSTCトピックと私たちのGithubでオープンに行われていることを忘れないでください。

コミュニティのメンバーは議論に参加し、それぞれの視点を共有し、質問することが奨励されます。

最後に、皆さんの揺るぎないサポートと私たちのチームにチャンスを与えてくださったことに感謝します。

私たちは、コミュニティと協力することでUSTCリペグの成功とTerraClassicブロックチェーン全体の繁栄を確実にできると心から信じています。

質問やコメントがある場合は、CommonwealthにあるUSTCチームの受信箱スレッドに投稿してください。

USTCチームのメンバーが可能な限り早くご連絡します。

『USTC Team Weekly Update #1』の原文はこちら
RedlineDrifterのリペグ案
USTCリペグ案「ダイバージェンス手数料と買い戻しプロトコルの実装」|RedlineDrifter

この記事は、Terra Classicの開発チーム「Terra Rebels」メンバーであるRedlineDrifter氏が2023年4月12日に公開した提案『USTC Incremental Repeg, Buybacks, Staking, Swaps』の内容を日本語訳した記事となります。

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