Terra Classic(LUNC)

LUNC(Terra Classic)とは?価格・購入方法・今後の展開などを解説

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LUNC(Terra Luna Classic)の基本情報・特徴・価格・チャート・購入できる取引所・対応ウォレットなどをまとめて解説しています。LUNCは2022年5月に大暴落を経験したものの、現在は復興に向けたさまざまな活動が行われています。

LUNC(Terra Luna Classic)とはどんな仮想通貨?

LUNC(Terra Luna Classic)とは、Do Kwon氏らが共同設立したシンガポール拠点のブロックチェーン関連企業「Terraform Labs(TFL)」によって2018年に公開されたブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)プロジェクトであり、Terraform Labsが発行する米ドル、韓国ウォンなどに ペッグ したステーブルコインの価格を安定させるために発行される ガバナンストークン です。

Terraform Labsは独自アルゴリズムで米ドル価格と連動するステーブルコイン「USTC(旧:UST)」と「LUNC(旧:LUNA)」を発行しており、USTやLUNAは仮想通貨の時価総額ランキングでTOP10に入るほど人気の暗号資産となっていましたが、2022年5月に海外大手のヘッジファンドが 14億ドル(2,015億円)分ものUSTに対して売り注文を仕掛けたことをきっかけに大量の売りが入り、USTの価格を維持するアルゴリズムが崩れてディペグ(ドル連動外れ)が発生しました。そして、わずか一週間で価格が100万分の1になるほどの大暴落を引き起こしました。

その後、Terraform Labs社は新たなTerraチェーンと新たなトークン「LUNA(Terra 2.0)」を立ち上げて別のプロジェクトを進行、そして当初のTerraチェーンは"Terra Classic"、LUNAを"LUNC"、USTを”USTC”と名称変更し、コミュニティの手で復興をさせていくこととなりました。

Terra Classicの歩み
LUNC(Terra Luna Classic)現在までの動きと今後|2023年月別まとめ

この記事では、2023年のLUNC(Terra Classic)の現在までの動きと今後を月別で詳細を紹介しています。2022年5月の大暴落から復活を目指すTerra Classicの動きをすべて確認することができます。

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LUNC(Terra Luna Classic)の基本情報

通貨名 Terra Classic
ティッカーシンボル LUNC
開発・発行 Do Kwon・Terraform Labs社
コンセンサスアルゴリズム Proof of Stake(PoS)
処理能力(TPS) 1,000 TPS

LUNC(Terra Luna Classic)の特徴

コミュニティ主導のブロックチェーン

LUNCはコミュニティによって運営・管理がなされている ブロックチェーン です。Terra Classicチェーンに対しての改善点や修正点がある場合は、提案やその提案に対する投票(意思決定)、そして実装までの全てをコミュニティが主導で進める仕組みとなっています。

LUNCを保有するユーザー全員が「提案者であり投票権を持つ」ことになるため、ユーザー視点での意見が反映されやすく、より分散性の高いブロックチェーンと言えます。実際にこれまでも「ステーキング の再有効化」や「Tax Burn の導入」などもコミュニティの中から声(提案)が上がり、投票、実装まで行われています。

Proof of Stake(PoS)を採用しているためステーキングが可能

LUNCはコンセンサスアルゴリズムに Proof of Stake(PoS)を採用しているため、ステーキングで報酬を得ることが可能です。ステーキングとは銀行の定期預金のようなもので、一般のLUNC保有者は「Terra Station Wallet」などの自己管理型ウォレットでLUNCを保有して、「Terra Station」などでLUNCステーキングの委任作業を行い、任意のバリデータにステーキングを委任することでステーキング報酬を受取ることができます。

長期保有を考えているユーザーは取引所にLUNCを保管しておくよりも安全で、なおかつ報酬として枚数を増やすこともできるのでメリットの一つといえます。

LUNCのステーキング方法を解説
LUNC(Terra Luna Classic)ステーキングの始め方|方法・手順を画像付きで解説

【完全版】LUNCのステーキングが再有効化されたことにより、ただ保有しておくことしかできなかったLUNCをステーキングして報酬を得れるようになりました。不慣れな方でもスムーズにステーキングができるように全手順を網羅していますので参考にしてみて下さい。

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送金速度

LUNCは トランザクション の処理能力が高いため、BTC(ビットコイン)やETH(イーサリアム)などの通貨の送金時間と比較すると驚くほど早く送金を行うことができます。

処理能力はTPS(トランザクション / 秒)で表されますが、ETH(イーサリアム)が15TPSに比べ、LUNC・USTCを扱うTerra Classicチェーンは1,000TPSと約70倍もの取引を処理することが可能となっています。

LUNC(Terra Luna Classic)の現在価格・チャート

LUNCの今後・将来性は?復活するために重要なポイント

Burn促進

今後、LUNCの価格を上昇させるために必須といえるポイントは、Burn によって「供給量を減少させること」です。

暴落前のLUNC(当時のLUNA)供給量は約7億枚でしたが、USTCのディペグによる価格下落に伴い当時のアルゴリズムが働いて一気に1万倍の約7兆枚まで膨れが上がってしまい、結果としてハイパーインフレを起こし1LUNCあたりの価格が大幅に下落してしまっています。

現在、コミュニティの献身的な活動によってオンチェーン(on-chain)Burnが実装やBinanceなどのCEXが自主的に オフチェーン(off-chain)Burnを実施、一部のプロジェクトがBurnに協力するなどの動きにより、供給量が日々減少しています。

しかし、一定の価格まで戻すためには膨大な量のLUNCをBurnさせる必要があり、大きな課題となっています。

安定的な開発基盤の構築

Terra Classicチェーンの復興に参加している開発者たちはこれまで本業の空き時間を活用し、ボランティアという形で無償で活動を行ってきました。ですが、スピード感のある安定的な活動を行うためには限界があります。

そこで、これまでにTerra Classicチェーン復興に貢献してきた開発者たちに支援金を提供する提案や、正式に予算化することで継続的に資金を提供するための提案が提出されるなど、開発を迅速に進めるために必要不可欠な「安定した開発基盤」を整えていく動きが始まっています。

Cosmos IBCの再有効化

2022年12月に予定されている「Cosmos IBCの再有効化」は、今後のTerra Classicチェーンのユーティリティ向上に期待されています。暴落時に停止されていましたが、再有効化されることによって動かすことができなかったLUNCを動かせるようになったり、他のブロックチェーンとの相互通信によって流動性上昇やユースケースが増加するとされています。

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LUNCを購入できる取引所

現在(2022年11月時点)、日本国内の仮想通貨取引所ではLUNCの取り扱いがないため、海外の仮想通貨取引所を利用する必要があります。LUNCが購入できる主な海外取引所は以下の通りです。

  • BINANCE(バイナンス) ※ 2022年11月30日以降、新規口座開設は不可
  • Bybit(バイビット)
  • MEXC(エムイーエックスシー)
  • KuCoin(クーコイン)
  • OKX(オーケーエックス)

各取引所の詳しい内容は下記の記事で紹介していますので参考にしてみて下さい。

LUNCが購入できる取引所
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LUNC対応ウォレット

2022年11月に世界2位の仮想通貨取引所といわれていたFTXが経営破綻したことにより、保有している仮想通貨の保管・管理方法を見直すユーザーが急増しました。

仮想通貨取引所で保管しておくメリットもありますが、LUNCの場合、「自己管理型ウォレット」である Terra Station などで保管しておくと、万が一取引所に不測の事態が発生した際でも資産を守ることができます。また、ステーキングをすることで報酬を受取ることも可能なので、LUNC長期保有を考えているユーザーにはおすすめの保管・管理方法です。

◆LUNCを保管することができるウォレット

  • Terra Station Wallet
  • Trust Wallet

仮想通貨取引所との違いや、メリット・デメリットなどを下記の記事で紹介していますので参考にしてみて下さい。

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LUNC(Terra Luna Classic)の買い方・購入方法

LUNC(Terra Classic)を購入する際は、まずは海外の仮想通貨取引所に原資となる何らかの仮想通貨を保有しておく必要があります。まだ何も保有していない場合は、原資となる仮想通貨を利用する仮想通貨取引所に送金しておきましょう。

世界最大手の仮想通貨取引所である「Bybit(バイビット)」での購入方法の手順を全て下記の記事で解説していますので参考にしてみて下さい。

LUNCの購入方法
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