LUNC：歴史的大暴落から復活へ｜Terra Classicのこれまでの動きと今後（2022年月別まとめ）

現在、LUNC（Terra Luna Classic）は歴史的な暴落から「千年に一度の大逆転劇」を見せつつあります。

その一番の要因としては、多くのコミュニティの存在や提案可決による1.2% Tax Burn（現在は 0.2%）がオンチェーンで開始されるといった点ですが、LUNC（Terra Luna Classic）の暴落、復活に向けたコミュニティの動きを月別に分けてわかりやすく解説していきます。

随時追記していきますが、補足などがありましたら下記TwitterアカウントにDMでご連絡下さい。

LUNC（Terra Luna Classic）はどんな仮想通貨？

LUNC（Terra Luna Classic）とは、旧LUNA（以下「LUNC」と表記）がアップグレードした際に変更された名称です。

LUNCは、共同創設者であるDo Kwon氏らが率いるシンガポールが拠点の「Terraform Labs社」によって2018年に誕生。

従来の担保型（ドルなどの資産）アルゴリズムのステーブルコインとは異なり、LUNCの供給量を調整することによってステーブルコインUSTを1ドルにペッグさせる革新的な仕組みに注目が集まりました。

LUNCは2021年2月頃から価格が上昇し始め、約1年で1円以下だった価格が14,000円まで跳ね上がり、時価総額ランキングTOP10にランクインしてより注目されるようになりました。

なぜ LUNC（Terra Luna Classic）は暴落したのか？

ではなぜ時価総額TOP10に入るほど有望視されていたLUNCが暴落してしまったのでしょうか？

その最大の要因は、「海外の大手ファンドが14億ドル分のUST売り」したことで、$1で安定させるはずのステーブルコインUSTのディペッグ（ドル連動外れ）が生じてしまった点です。

そのことでUSTが投資家から不安視され、売りが売りを呼びわずか1週間足らずで99%の下落し、「LUNAショック」と言われるほど歴史的な暴落となりました。

5月：歴史的大暴落〜復興プラン提出

堅実に価格を上げていき、有望視されていたLUNC・USTですが、仮想通貨業界全体に影響が及ぶほどの歴史に残る暴落となりました。

ここからは5月の流れを追っていきます。

5月7日：14億ドルもの大量のUST売り注文

海外の大手ヘッジファンドが14億ドル（2,015億円）分ものUSTの売り注文を出したことにより、LUNCがアルゴリズムによって大量に供給されました。

5月9日：ステーブルコインUSTのデペッグが発生

大口の売りに対してさらに売り注文を呼び、アルゴリズムが機能せず ディペグ（ドル連動外れ）が発生しました。

この一連の動きの中でLUNCが大量に発行された形になり、結果としてLUNCも10%近く下落しました。

5月10日：BINANCE（バイナンス）で UST・LUNCの出金停止

安定が前提とされているステーブルコインの下落、注目されていたLUNCの下落は世界中の投資家に衝撃を与え、動揺が広がり始めました。

業界最大手の仮想通貨取引所「BINANCE」で一時的にUST・LUNCの出金停止措置が取られることになりました。

この時点で、1LUNC = 2,000円台にまで下落しています。

5月12日：BINANCEがLUNCの証拠金取引の廃止を発表

この危機に対してTerraform Labsの共同代表であるDo Kwon氏が資金調達に動きますが、結果として失敗に終わり、BINANCEがLUNCの証拠金取引の廃止を発表しました。

この時点で、1LUNC = 0.5円台にまで下落しています。

5月13日：BINANCEがLUNC現物の上場廃止 & 取引再開

AM9:00に、BINANCEがLUNC現物の上場廃止を発表しました。

これはLUNCの大幅な下落によるガバナンス攻撃を防ぐためとされており、その日のAM11:00には再度取引が再開されています。

この一連の暴落の流れによってアルゴリズムが働き、数億枚だったLUNCの 総供給量 が約17,000倍の6.9兆枚にまで膨れ上がった結果、1LUNC = 約11,000円から1週間ほどで0.01円台まで大暴落しました。

5月17日：リバイバル（復興）プランのコミュニティ提出

新たなTerraチェーンと新しいLUNA（Terra 2.0）を発行するといった内容の「Terra Ecosystem Revival Plan 2」と名づけた再構築案を公開しました。

UST（Terra USD）に代わる新たなステーブルコインは発行されず、元のUSTとLUNAはそれぞれ「USTC（Terra Classic USD）」と「LUNC（Terra Luna Classic）」に名称に変更するという内容で、再生プランには以下のような修正が加えられています。

• LUNC保有量が1万通貨以上のユーザーは新しく発行するLUNA（Terra 2.0）の30%を受け取り、残りの70%は6ヶ月後から2年間にかけて受け取る
• 暴落後のUSTC保有者が受け取るLUNAの配分を20%から15%に変更する
• LUNAの初期流通量は15%から30%に変更する

5月21日：DoKown氏がBurnアドレスを公開

テラ（Terra）を開発した「Terraform Labs」の共同創設者Do Kwon（ドゥ・クウォン）氏がTwitter上でLUNCのBurnアドレスを公開しました。

このツイートに対して、各ホルダーたちが次々とBurnアドレスにLUNCを送金したなどとコメントしています。

5月25日：リバイバルの可決

リバイバル（復興）プランが5月25日にコミュニティ投票により可決しました。

内容は修正案を反映させたものとなりますが、新しいTeraa チェーンでは元のUSTのアルゴリズムを引き継ぐことなく、ステーブルコインとはなりません。

また、 USTとLUNCの保有者には新しいLUNAが順次配布されることになりました。

【5月】LUNC価格推移

5月1日のLUNC価格：$81.20132293

5月31日のLUNC価格：$0.00010941

6月：LUNC復興への期待が広がる

復興プランの提案・可決となり、LUNCを支持するコニュニティやプロジェクトが立ち上がり始めました。

ここからは6月の流れを追っていきます。

6月8日：Terra Classic公式Twitterアカウント誕生

Twitterに「Terra Classic公式アカウント」が誕生しました。

6月10日：提案3568が可決

1.2％Tax Burnが明言された提案がコニュニティ内で可決されました。

6月16日：LUNCのBurnが10億枚を突破

LUNCを支援する有志たちによって提案3568可決から1週間足らずで10億枚を突破しました。

6月18日：提案4080が可決

コミュニティプールに取引手数料の50%を分配し、そこからさらに開発者や提案者への分配を行う提案がコミュニティ内で可決されました。

6月24日：「METAGLORIA」が1.2%Tax Burnに自主参加

NFT・P2Eプロジェクトである「METAGLORIA」がLUNCの1.2%Taxバーンに自主参加しました。

6月27日：LUNC復興支援者の動きに価格が反応

LUNC（Terra Luna Classic）の復興を目指すホルダーたちは着実に少しずつLUNCのバーンを続けてきました。

そのような有志たちによるLUNCをバーンさせる行動によって6月の一ヶ月間で「約11億枚を超えるバーンに成功した」

との報告が話題となりました。

単純な枚数の減少もありますが、このような前向きなコミュニティーの増加によってLUNC価格が一時的に4倍弱まで一気に跳ね上がりました。

6月28日：メタバースプロジェクト「StarShip」が支払い方法にLUNCを追加

LUNCの復興支援として、メタバースのプロジェクトである「StarShip」がLUNCでの支払いを可能にし、 収益の1.2%をバーンすると発表しました。

【6月】LUNC価格推移

6月1日のLUNC価格：$0.00010941

6月30日のLUNC価格：$0.00011135

7月：一部の取引所がオフチェーンでのTax Burnをスタート

仮想通貨取引所が独自でオフチェーンでのTax Burnを始め話題を呼びました。

ここからは7月の流れを追っていきます。

7月4日：仮想通貨取引所「Coininn」でTax Burnがスタート

新興の仮想通貨取引所の一つである「Coininn」では、オフチェーン（売買取引）で発生した手数料の1.2%のLUNCをバーンしていくことを6月末に発表し、7月4日から1.2 Tax Burnをスタートさせました。

【7月】LUNC価格推移

7月1日のLUNC価格：$0.00011135

7月31日のLUNC価格：$0.00009930

8月：無効化されていたステーキングが再有効化

暴落によって無効化されていたステーキングが投票可決により再有効化されることとなりました。

ここからは8月の流れを追っていきます。

8月3日：提案4159が可決

提案3568（1.2% Tax Burn）と提案4095（ステーキング）の具体的なコード配布法などが明記された提案4159が可決されました。

8月26日：Terra Stationでステーキング再開

Terra Station でのステーキングが再有効化されされ各バリデータでステーキングが可能となりました。

【8月】LUNC価格推移

8月1日のLUNC価格：$0.00011135

8月31日のLUNC価格：$0.00019430

9月：オンチェーンでの1.2% Tax Burnスタートへ

各取引所が オンチェーン でのTax Burnのサポートについて発表し、Burnが開始されます。

ここからは9月の流れを追っていきます。

9月9日：提案4661を提出

オンチェーンでの全トランザクションで1.2% Tax Burnを課す 提案4661 を提出しました。

このことによって最大手の仮想通貨取引所「BINANCE」を含む各取引所が可決された際のサポートを公式発表しました。

9月14日：Do Kwon氏に逮捕状が発行

LUNCやUSTCを開発していた「Terraform Labs」の共同創設者Do Kwon（ドゥ・クウォン）氏を含む6名に対し、韓国裁判所が逮捕状を発付したと現地メディアが報じました。

このことによってLUNC，UST、LUANの価格が大幅に下落しました。

9月16日：提案4661が可決

提案4661が投票で正式に可決されたことによってオンチェーンでのトランザクション（送金）に1.2%のTax Burnされることが確定しました。

9月21日：オンチェーンでのBurn開始

BINANCEが9月21日からオンチェーンの 1.2% Tax Burnを適用させると 公式発表 を出しました。

サポートを表明していた各取引所もオンチェーンでの送金に対して1.2%のTax Burnをスタートさせる予定となっています。

9月22日：BINANCEセービングのAPRを3.5%に引き上げ

BINANCEがセービング APR を2.0%から3.5%に引き上げることを発表・実施しました。

このことによって、空いていたセービング枠が即時に埋まりました。

9月24日：BINANCEがLUNCのオフチェーンBurn実装への提案を発表

BINANCEのCEOであるCZがこれまでのオフチェーンBurnへの後ろ向きの発言から一転し、条件などを記載した「オフチェーンBurn実装への提案」を BINANCE Blog で発表しました。

9月24日：BINANCEセービングのAPRを4.36%に引き上げ

BINANCEがセービングAPRを3.5%から4.36%への引き上げを実施しました。

9月26日：BINANCEがLUNC現物・証拠金取引の取引手数料Burnを発表

24日にBINANCEが提案していたオフチェーンBurnに対し、「LUNCコミュニティが満足していなかったこと・開発に時間がかかること・トレーダーが投票しないこと」などの理由から、代替案として、BINANCE側の負担で「LUNC現物・証拠金取引の取引手数料をBurn」することを発表しました。

9月29日：NFTゲームプロジェクト「LITHO」がBurnをサポートを発表

NFTゲームプロジェクト「LITHO」がゲーム内のネットワークの一つとしてLUNCをサポートし、ゲーム中で2.5兆枚を目標としてBurnしていくことをTwitterで発表しました。

9月29日：BINANCEでUSTCのセービングが開始

BINANCEでUSTCのフレキシブルセービング（0.5%）が開始され、リペグ への一歩ではないかとコミュニティ内で大きな注目を集めました。

9月29日：Edward Kim氏が「Luna Classicのバーンと再構築」を公開

TerraコミュニティメンバーのEdward Kim（エドワード・キム）氏が「Burn and Rebuild Luna Classic（Luna Classicのバーンと再構築）」の記事を公開しました。

【9月】LUNC価格推移

9月1日のLUNC価格：$0.00011135

9月30日のLUNC価格：$0.00030383

10月：Terra Classicの改善提案を主要人物らが公開

10月1日：LUNCの BURN「burnalot」が始まる

Terra RebelsコアメンバーのEdward Kim（エドワード・キム）氏が「みんなで$10分のLUNCをBurnしよう」と発信したもので、これに賛同した世界中のLUNCホルダーたちが自主的にバーンしました。

10月3日：BINANCEのオフチェーンBurn（バッジ1）発表

第1回目となるBINANCEのオフチェーンBurn枚数が発表されました。

Burn枚数は 5,595,907,838.67 でした。

10月3日：Alex Forshaw氏が「リペグアップデート提案」を公開

Alex Forshaw氏（@4lex_4sh4w_TR）、Edward Kim氏（@edk208）、Maximilian Bryan氏（@maxbrytr）によって「Terra Classicのリペグアップデート提案」が公開されました。

10月9日：Tobias Andersen氏が「Terra Classic USTCリペグ提案」を公開

TerraコミュニティメンバーのTobias Andersen（通称：ザラダー）氏が「Terra Classic USTCリペグ提案」の記事を公開しました。

10月10日：BINANCEのオフチェーンBurn（バッジ2）発表

第2回目となるBINANCEのオフチェーンBurn枚数が発表されました。

Burn枚数は 2,992,563,505 でした。

10月10日：Akujiro氏が提案5234を提出

オンチェーンでのTaxを1.2%から0.2%に引き下げて開発者たちへの支援するProposal 5234が提出されました。

10月11日：Neblio（$NEBL）がTerra Rebels公式サポーターへ

企業向けに分散アプリケーション開発プラットフォームを提供しているNeblio（$NEBL）がTerra Rebelsの公式サポーターになったことを発表しました。

10月13日：BINANCEが借入可能資産にUSTCを追加

BINANCEがBinance Loans(*1)で借入可能資産にUSTCを追加したと発表しました。

10月14日：Alex Forshaw氏が「USTN提案」の最終版を公開

Alex Forshaw氏（@4lex_4sh4w_TR）が最初のリペグ提案に記載されていた新トークン「USTN」についての提案を最終版として公開されました。

10月17日：NeblioのTerra Rebels資金援助についての提案公開

分散型アプリケーションを開発することができるプラットフォーム「Neblio」のTerra Rebelsへの資金援助についての提案が公開されました。

10月18日：提案5234が可決

Akujiro氏（@Akujiro2）によって提出された 提案5234（Tax引き下げ&開発者たちへの支援）が可決されました。

10月18日：タマシイ氏が提案を公開

ステーキング解除してからのロック期間をLUNCを支払うことによって即時償還できるようにするタマシイ氏の提案「StakingにおけるUndelegateロック日数短縮プラン」を公開しました。

今後、日本のLUNCコミュニティのコアメンバーであるタマシイ氏（@tamashi_papa）、週一でサウナいきたい氏（@syuichi_sauna）、弁J民氏（@bybenjamin81）を中心に、提案などの活動を進めていく予定としている。

10月19日：提案6028を提出

詐欺サイトや偽のLUNCエアドロップに誘導するなどの悪意ある提案が提出されるのを抑えるため、提出の際にかかるLUNC数量を345,000から1,000,000に引き上げる提案

10月19日：BINANCEがTaxを0.2%に変更

提案5234 が可決されたことによってオンチェーン（on-chain）Taxを1.2%から0.2%に変更されました。LUNCとUSTCが対象となります。

10月22日：Tobias Andersen氏（Zaradar）がTerra Classic統合ガイドラインを公開

Tobias Andersen氏（@ZaradarTR）が開発者向けに「Terra Classic統合ガイドライン」を公開しました。

10月26日：Rex Harrison氏らが「Cosmoshub IBCの再有効化」の提案を公開

2022年12月に予定されているTerra ClassicとCosmos IBC間の再有効化に向け、fragwerdig氏とバリデータであるRex Harrison氏らによって「Cosmoshub IBC再有効化」の提案が公開されました。

10月29日：Edward Kim氏が提案8813を提出

Edward Kim氏が2022年10月17日に公開した提案「Terra Classic 助成金プログラムの設立」が正式に"提案8813"として提出されました。

10月29日：Terra Rebelsレイヤー2「Lottery DAPP」提案

2022年10月21日にTerra Rebelsの公式Discode内で提案されていたLUNC（Terra Luna Classic）を使った”宝くじ”が採用となり、Terra Rebels公式サイト内でサービスがスタートしました。

10月29日：Alex Forshaw氏が「LUNC開発者へ資金提供する提案」を公開

Alex Forshaw氏が「LUNC開発者へオフチェーンのコミュニティ資産から資金提供する提案」を公開しました。

10月29日：Terra Rebelsを招いて第1回Terra Classic AMAを開催

Terra Classicの開発を主導している「Terra Rebels」の主要メンバーを招き、Terra Classic AMA「テラリベルズのメンバーに色々聞いてみよう！ TR × Japanese Community」を開催しました。このAMAでは日本のLUNCコミュニティから募集した質問を含む様々なトピックについて質問を行いました。

【10月】LUNC価格推移

10月1日のLUNC価格：$0.00030097

10月31日のLUNC価格：$0.00024102

11月：オフチェーンのコミュニティ資産の使い道

11月1日：Vegas氏が「オフチェーンのコミュニティ資産をコミュニティに取り戻す提案」を公開

オフチェーン（off-chain）上に約$4,170,000相当ものコミュニティ資産があることが明らかとなり、この資産をどのように分配するかについてVegas氏が提案しました。

11月7日：Do Kwon氏がLUNC・LUNA連携の可能性を示唆

「Terraform Labs」の共同創設者であるDo Kwon（ドゥ・クウォン）氏が、LUNCとLUNAの連携の可能性について示唆したと仮想通貨メディア「THE CRYPTO BASIC」が報じました。

11月15日：LUNC関連のNFTを売買することができるNFTマーケットプレイス「MIATA」が一般公開

Terra Luna Classic（LUNC）関連のNFTを売買することができるNFTマーケットプレイス「MIATA」が2022年11月15日に一般公開されました。MIATAでは2023年にリリースが予定されているPlay to Earnゲーム「MetaGloria」のNFTがリストされており、今後は「LUNCPenguins」のNFTコレクションも発売される予定となっています。

11月16日：「USTC暴落時の対応に関する技術監査報告書」を第三者監査機関が公開

暴落した米ドル連動ステーブルコイン「Terra USD（USTC｜旧UST）」の価格安定やサポートなどの取り組みを行っていた非営利組織「LFG」が第三者監査機関である「JS Held」によって実施された技術監査報告書を公開しました。

11月16日：TerraCVitaが分散型取引所をTerra Classicチェーンに展開予定と発表

LUNCの独立系開発者グループ・バリデータである「TerraCVita」が、Terra Classicチェーン上に分散型取引所（DEX）を展開する予定であることをTwitterで発表しました。今後数週間の内にプレセールが行われる予定とされています。

11月21日：Terra Rebelsを予算が明確化されたワークモデルへと移行をする提案が公開

Terra Rebelsを予算が明確化された持続可能なワークモデルへと移行をするための提案がTerra Rebelsの公式Discode内でアップされました。この提案が可決されると、コストの可視化や今後の継続的な開発に信憑性が得られると期待されるため、現在多くの支持を得ています。

11月22日：Osmosisなどに対してIBC再有効化の提案が公開

Osmosis、Juno、およびCrescentに対してIBCを再有効化の提案を元Terra Rebelsのメンバーである Edward Kim氏 が公開しました。

11月23日：Terra Grants Foundation「LUNC復活貢献者への報酬提供」の提案が公開

Edward Kim氏が共同設立した組織「Terra Grants Foundation（TGF）」が、Terra Classicの復興に貢献してきた開発者・貢献者などに報酬を提供する提案を公開しました。

【11月】LUNC価格推移

11月1日のLUNC価格：$0.00024151

11月30日のLUNC価格：$0.00016206

12月：IBC再有効化へ

12月1日：faffy氏が「Terra ClassicコミュニティDEXの実装による収益化」の提案を公開

元Terra Rebelsの開発者であるfaffy氏がTerra ClassicコミュニティDEXの実装による収益化の提案を公開しました。

12月1日：BINANCEが約63億8,919万LUNCのオフチェーン（off-chain）Burnを実施

最大手の仮想通貨取引所「BINANCE」が1ヶ月ごとに行うオフチェーン（off-chain）Burnで約63億8,919万LUNCをBurnアドレスに送金しました。

12月6日：Terra RebelsがRebels StationをTFLインフラから分離させる提案を公開

Terra Classicチェーンの修正・開発を進めているTerra Rebelsが「Rebels StaionをTFLから分離させる提案」を公開しました。

Terra Stationのサポート終了によってTerra Classicとの互換性が失われた後でも「Rebels Station」を通して自身のウォレットへアクセスできるようにすることを目的としています。

12月12日：ClanMudhorn氏が「Terra Rebelsの歴史」を公開

Terra Rebelsの代表者であるClanMudhorn氏が、USTCのディペグ後からTerra Classicチェーンを支えてきたこれまでの経緯と今後の動きを紹介した記事を公開しました。

12月13日：LUNC・Osmosis間のIBCチャンネルが再有効化

LUNCとCosmos上に構築されているDEX機能を備えたチェーンであるOsmosis間のIBCチャンネルが再有効化されました。暴落時に停止されていましたが、Edward Kim氏の提案 が採用されたことによって開発が進められていました。

12月15日：Duncan氏がUSTCリペグ提案「LUNC交換レートを変動型手数料に変更」を公開

バリデータを運営しているDuncan氏（@wrapped_dday）がUSTCリペグを目的とした提案「LUNC交換レートを新たな変動型手数料に変更」を公開しました。

12月16日：Terra Rebelsの提案11030「Rebel StationをTFLインフラから分離」が可決

LUNCコミュニティ内で物議を醸していたTerra Rebelsのウォレットアプリケーション「Rebel Station」をTFLのインフラから分離させる提案が12月16日に可決されました。

このことによりTerra Rebelsは、独自のバックエンドアセット・インフラを構築し、Terra Classicのウォレットに安定したアクセスができる環境をサポートしていくこととなります。

12月16日：コミュニティから「USTCリペグ」に関するアイデアが公開

YouTuberや投資家などの肩書を持つX-fileperseek氏が「USTCリペグ」に関するアイデアを公開しました。直接Burnアドレスに送金するのではなく、市場での買い戻しを行い”USTC価値を保証”をするため「余分なコストをかけずに実現できて開発もそれほど難しくない」と説明されています。

12月17日：Edward Kim氏が「LUNC：現在の状況と今後の開発」についての記事を公開

Terra Rebelsの共同設立者であり、現在は非営利組織「Terra Grants Foundation」を立ち上げているEdward Kim氏が、枯渇が心配される今後のオラクルプールやL1開発について述べた記事が公開されました。

12月17日：StrathCole氏が「Terra Classicの問題点と分散型インフラ」の提案を公開

Terra Classicチェーンの開発者であるStrathCole氏が、TFLインフラから分離するための「提案11030」に対しての問題点、分散型インフラ提案の記事を公開しました。

12月19日：fragwuerdig氏がIBC資産を課税対象から除外する提案を公開

Terra Classic（LUNC）の主要開発メンバーであるfragwuerdig氏が「IBC資産を課税対象から除外」する提案を公開しました。現状、IBC経由のオフチェーン資産（ATOMなど）取引にも課税されており、ユーティリティや取引量が増えない点を指摘しています。

12月20日：Terra Classic開発者のZaradar氏が「Terra Rebels」を脱退

Terra Classic（LUNC）の主要開発メンバーであるZaradar氏が「Terra Rebels」を脱退しました。資金調達に関しての意見が分かれたためとしていますが、LUNCコミュニティから離れるわけではなく、今後もTerra Classicの開発を進めていくとしています。

12月22日：4lex_4sh4w氏が「Terra Rebels」に関する情報などを公開

元Terra Rebelsメンバーの4lex_4sh4w氏が「Terra Rebels」に関する情報、今後のコミュニティに必要なことなどについての記事を公開しました。BINANCEのBurnやVegas氏らのNeblio問題についても赤裸々に述べています。

12月24日：Edward Kim氏らが「Joint L1 Task Force」結成・開発者を雇用する提案を公開

Terra ClassicのL1の開発を進めるため、Edward Kim氏を含む3名の開発者で「Joint L1 Task Force」を結成し、雇用する提案を公開しました。安定させるためのアップグレードが成功したら、開発チームはより革新的で長期的な開発に移行していく予定としています。

12月24日：TerraCVitaがホワイトペーパーを公開

Terra Classicの開発・サポートをしている組織「TerraCVita」がホワイトペーパーを公開しました。

12月28日：Edward Kim氏が「LUNC再ミント停止&コミュニティプールへの送金」提案を公開

非営利組織「Terra Grants Foundation」を立ち上げているEdward Kim氏が、LUNCの再ミントの停止とコミュニティプールへの送金に関する提案を公開しました。自主的なBurnの支援がある中で、再ミントを進めている現状に歯止めをかける提案となっています。

12月30日：ToxicLabsが展開するDAO「Toxic Laboratory」のリリースを発表

Terra Classicコミュニティ内の組織であるToxicLabsが独自のDAOである「Toxic Laboratory」を2023年にリリース予定であることを発表しました。ウォレット機能の「Toxic Station」をはじめ、NFTやゲーム、DEX機能を実装する予定としています。

【12月】LUNC価格推移

12月1日のLUNC価格：$0.00016149

12月31日のLUNC価格：$0.00014547

今後予定されている重要なアップデート

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